福知山市が誇る偉大な政治家、元内閣総理大臣芦田均先生は、明治20年に当時の京都府天田郡中六人部村宮(現在京都府福知山市字宮)で、父衆議院議員芦田鹿之助氏の二男として出生、幼少より秀才のほまれ高く、地元の小学校から兵庫県柏原中学校を経て、一高、東京帝国大学法科に進学、
卒業と同時に外務省に入られ、以来外交官として22年間、国際舞台で活躍され、昭和7年ベルギー大使館参事官を最後に退官されました。
同年2月20日に行われた第18回衆議院議員総選挙に、京都府第三区から立候補し、見事当選を果たされました。その後26年間、国会議員として活躍されました。
芦田均日記より
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昭和25年10月23日(月)
7時20分網野発(略)10時綾部町着、郡是の自動車にて宮村に行く。
小学校にて中曽根君と私とが話をした。私は子供達に「誠実、精励、清潔」の三つを覚えていてくれと話した。(略)
宮村の宅で中曽根君と昼食をした。
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現国会議員の方で芦田先生の宅で食事をされたことがあるのは元内閣総理大臣中曽根康弘先生ただお一人です。
そこで地元の強い要望で衆議院議員谷垣禎一先生を通じて揮毫を中曽根先生にお願いをしたところ、快く書いて頂きました。
中村稔福知山市長と私と、お礼に伺った時の写真
(平成14年3月5日)
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